外電3月3日報道によると、ロンギグリーンエナジーは米国でJinkoSolarを対象にTOPCon特許訴訟を提起した。

本訴訟では、ロンギは米国テキサス州東部地区連邦地方裁判所に対し、JinkoSolarおよびその子会社を提訴し、同社のトンネル酸化膜パッシベーション接触（TOPCon）技術を含む複数の太陽光モジュール製品が自社特許を侵害していると主張し、販売差し止めと損害賠償を求めている。

注目すべきは、今回の訴訟はJinkoSolarが以前ロンギを特許侵害で訴えたことに対する法的対抗措置であり、両社の特許紛争がさらに激化していることを示している。

2024年6月現在、ロンギはTOPCon技術を含む3,166件の特許を保有する。単結晶PERC技術からTOPConへの業界転換を背景に、中国・欧州・米国を主戦場とするTOPCon関連特許争いが増加している。

昨年、中国メーカーのTrina Solarも米デラウェア州連邦裁判所でCanadian Solarの米国子会社3社をTOPCon特許侵害で提訴した事例がある。

出典：経済観察網

2025年3月4日