中・ヨーロッパの特許協力条約に基づく国際調査ユニットのパイロットプロジェクトの延長について

先日、中国国家知識産権局(CNIPA)と欧州特許庁(EPO)は共同コミュニケを発表し、両庁間の特許協力条約(PCT)の国際検索ユニットのパイロットプロジェクトを2022121日から20231130日まで1年間延長することを発表した。このプロジェクトでは、PCT出願をする中国の出願人は、欧州特許庁を国際調査機関として選択することができる。このパイロットプロジェクトは、中国国家知識産権局または世界知的所有権機関国際事務局に英語で提出されたPCT出願に適用され、延長期間中に3,000件の出願が制限されている。 欧州特許庁で国際調査済みの出願は、欧州補完調査を必要としない。

2020121日の開始以来、270名を超える応募者が積極的に参加していた。このパイロットプロジェクトは、両庁間の包括的な戦略的協力の重要な成果であり、出願人が欧州で知的財産保護を受けやすくなるようにするものである。

CNIPAによる

2022年9月19日


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