2月14日午後、北京の人民大会堂で、中国の習近平国家主席とイランのリーリー大統領出席のもと、『中華人民共和国国家知識産権局とイラン・イスラム共和国の証書・財産権登録所知的財産権センターとの間の格上げ覚書』が調印されました。中国国家知識産権局局長の申長雨氏とイラン財務経済大臣のハンドゥーズ氏がそれぞれ両国の知的財産権当局を代表して覚書に署名しました。

2015年に協力関係を構築して以来、中国国家知識産権局とイラン登記簿知的財産センターとの協力関係は着実に発展し、ハイレベル訪問、職員研修、「一帯一路」知的財産権協力などの分野における交流・協力活動で積極的な成果を上げてきました。今回の格上げ覚書は、発明特許、意匠、商標、地理的表示、集積回路のレイアウト設計などの協力分野をカバーしており、双方はハイレベル対話、知的財産権戦略、法制度・政策の交流、研修・能力開発、知的財産権審査実務、情報技術・サービス、知的財産権データ・文書の交換などの分野で具体的協力を行う予定です。

本覚書の調印により、中国とイランの知的財産分野における交流と協力がさらに深化・拡大し、経済、貿易、科学技術、文化の分野における両国の友好交流がさらに促進され、両国民の利益が図られることになります。

CNIPAによる

2023年2月24日