第18回中国(無錫)国際デザイン博覧会開幕式が無錫で開催される
2025-04-28
9月9日、第18回中国(無錫)国際デザイン博覧会の開幕式および第24回中国専利賞(意匠)の授賞式が無錫で行われ、世界知的所有権機関(WIPO)の鄧鸿森事務局長がビデオを通じてスピーチを行った。世界知的所有権機関(WIPO)の鄧鸿森事務局長はまず、発明特許の金メダル受賞者29名と意匠の金メダル受賞者10名に祝辞を述べ、今年は中国のイノベーションの旅における重要な節目、すなわち中国と世界知的所有権機関(WIPO)の協力50周年に当たると述べた。50年の発展を経て、中国は技術革新と創造性の世界最高のエンジンとなった。中国のデジタル経済は現在45兆元を超え、GDPの40%を占めている。中国は、世界の技術クラスター・トップ100の中で、他のどの国よりも多くの技術クラスターを有している。一方、中国はクリエイティブな製品の輸出において、主要な発展途上国となっている。この成長の裏で知的財産権が重要な役割を果たしている。
中国は特許、商標、意匠の出願件数が世界で最も多い国である。中国はすでに特許協力条約(PCT)制度の最大の利用国であり、昨年は7万件の出願が行われた。中国はマドリッド制度の第3位の利用国であり、昨年の商標出願数は10年前の2倍であった。昨年ハーグ・システムに加盟したばかりにもかかわらず、中国はすでにハーグ・システムの第2位の利用国となっている。中国の特許集約型産業では5000万人近くが働いており、14兆元以上の経済価値を生み出している。中国の知的財産エコシステムは、その背後にある戦略的推進力のおかげで、活気が増しているだけでなく、よりバランスのとれた包括的なものになっている。
PCT特許出願における発明者の男女比において、中国は明らかなリーダーである。昨年、中国のPCT特許出願の4分の1近くが女性発明者によって出願されたのに対し、世界平均は17%であった。同様に、知的財産は、中小企業(SME)が自国や世界、そしてそれ以外の国々に影響を与えるためのツールとなっている。WIPOグローバル大賞は、知的財産を活用して商業的成功を収めている企業だけでなく、より良い世界を築くために知的財産を活用している企業を表彰するものである。今年の受賞者7社のうち、上海西井科技株式有限公司と西安可視網絡科技有限公司の2社は、グリーン物流とバーチャル・リアリティの分野でエキサイティングなソリューションを提供している。
こうした開発と進歩の結果、中国は知的財産、イノベーション、科学技術の中心地としての名声を高め続けている。
出所:CNIPAによる
2023年9月9日