北京知的財産権法院が「2023年案件の提起状況即ち、『外国関連案件の主題適格を証明する書類の取扱いに関する参考』」に関する記者会見を開催
2025-04-29
2023年1月から11月までに、北京市知的財産権法院が取り扱った各種知的財産権案件は24,324件で、前年同期(26,161件)より約7%減少した。案件の種類をみると、民事事件は5449件受理され、そのうち、第一審は1369件、第二審及びその他の手続き案件は4080件であった。行政事件は18875件受理され、そのうち、第一審は18867件、第二審及びその他の手続き案件は8件であり、第一審行政案件はその割合は全体の77.6%を占め、北京知的財産権法院が受理した案件の中で最も多い。受理経路別では、第1審の受理件数はオンラインが16,436件、郵送が3,540件、訪問が226件で、このうちオンラインが81.3%を占め、前年同期(49.2%)より32ポイント増加した。
また、2023年1月から11月までの間に、北京市知的財産権法院は、外国、香港、マカオ、台湾の関係する案件を第一審で合計4292件受理し、第一審受理総件数の21.2%を占め、世界6大陸の100以上の国・地域が関係し、米国、フランス、ドイツ、日本、韓国の5カ国の関係する案件が外国の関係する事件総件数の約半分以上を占めた。
出所:中国裁判所ネットワーク
2023年12月19日