11月6日、北京知的財産権法院は記者会見を開き、「北京知的財産権法院裁判業務10年白書（2014-2024年）」（中国語版・英語版）を発表した。

白書は、「裁判所概要と裁判データ」、「代表的な事件と審査規則」、「保護効果と業務成果」、「司法改革と機構革新」、「人材育成とチームビルディング」、「対外裁判と国際交流」の6つの部分に分かれており、北京知的財産権法院の10年間の裁判、改革、チームビルディングを俯瞰的に紹介している。

2014年11月から2024年10月まで、北京市知的財産権法院は、特許、商標、著作権、不正競争、独占等の知的財産権の全分野をカバーする201,984件の案件を受理し、195,506件の案件を結審した。 また、最高人民法院が知的財産権保護の各種類典型事件として選定した事件は75件であった。

北京知的財産権法院は、知的財産権の司法保護における「国際的な優先地」として、法の下での平等保護の原則を堅持し、これまでに3万6千件以上の外国関連の知的財産権案件を適切に審理しており、その当事者は五大陸の100以上の国・地域に及び、外国当事者が関与する案件は全体の20％近くに達している。

出所：北京市知的財産権法院

2024年11月6日