アラシビジョンは米国ITC337調査で初裁定を勝ち取り、GoProを特許侵害で提訴

アラシビジョン(Arashi Vision Inc.)688775)は、米国国際貿易委員会(ITC)から第337条調査に関する初裁定を受けたとの公告を発表した。公告によると、今回の調査でGoProの提訴した米国特許6件の申し立てに関わるが、ITCは会社の製品の一部がその1つの意匠特許を侵害していると判断したが、同社の新たな意匠提案はITCに承認されており、侵害には当たらない。残る5件の発明特許申し立てはいずれも根拠がない、もしくは関連特許が無効であると判断された。

同社は、訴訟に関係するGoProの特許に関して、米国特許商標庁(USPTO)に特許無効手続き(IPR)を申請しており、一部が審査中であると述べた。同社は同時に、中国でGoProに対して特許侵害訴訟を起こした。この337調査は行政審査手続きであり、補償問題には関わらない。また、当社の現在の生産および事業運営に重大な影響を与えるものではない。

公告では、上記の進捗状況は暫定的な裁定に過ぎず、その後のITCの関連手続きがまだ必要であり、最終的な裁定結果はまだ不確実であるとも指摘した。今後も引き続き本件の進捗状況を注視し、さまざまな法的手段を通じて自社の権利と利益を守るとする。

出所:QQ.com

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